INTERVIEW 17

急性期医療で輝く
歯科衛生士に

大同病院 歯科口腔外科
歯科衛生士
A.S 2022年入社

歯科衛生士キャリアの集大成として、急性期治療に挑む

 小児歯科(障がい児を含む)、一般歯科、訪問歯科、そして歯科衛生士養成の専門学校での教員など、これまで歯科衛生士として幅広いフィールドを経験してきました。そんな私が新たに飛び込んだのが、大同病院の歯科口腔外科です。
 実は自分は当院の産婦人科で出産しており、「今度は私が恩返しをしたい」という思いもありました。当初は血を見ることに戸惑いもありましたが、病変の切除など高度な処置も丁寧に教えていただきながら「目の前の患者さんを救う」急性期医療のやりがいを日々感じています。
 当科は比較的新しい診療科で、設備も整っており、地域の歯科医院から紹介された患者さんの外科的治療と、当院に入院する患者さんの周術期の管理を主に行っています。衛生士の数も徐々に増え、存在感は少しずつ高まっています。

患者さんが不安なく受診できるように

 歯科口腔外科に初めて来られる患者さんは、かかりつけ歯科では困難な治療を行うために紹介状を持って来院される方、大同病院が地域がん診療拠点病院でもあることから、周術期等口腔機能管理を行うために来科される方がほとんどです。そのため、多くの不安や悩みを抱えています。その不安や悩みをなるべく取り除けるように、患者さんの気持ちに寄り添い、患者さんが納得できるような説明や声かけなどを心がけています。

歯科衛生士の活躍の場が拡がるなかで

 高齢化の進展とともに口腔ケアのニーズが高まり、今後、国の方針としても歯科衛生士の業務範囲がさらに拡がっていくと予想されています。
 私自身、歯科衛生士として培ったキャリアを生かし、新しい知識や技術もどんどん取り込みながら、オールマイティに対応できる歯科衛生士を目指しています。そして歯科医師や院内のさまざまな職種の人たちからも学び続け、自身のスキルを磨くだけでなく、これから口腔外科に加わってくださる若い歯科衛生士の教育にも力を注いでいきたいと思っています。

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