急性期医療で経験を積み、憧れの訪問看護へ
新卒で大同病院に入職し、病棟での経験を経て、5年目で訪問看護の世界に入りました。もともと訪問看護に興味があったのですが、両親が祖母の介護をしていたときに自宅に来てくださった訪問看護師さんの姿が心に残っていたからです。
看護師としての経験を積む場として選んだのが大同病院です。急性期病院でありながら地域医療にも力を入れ、訪問看護ステーションを併設している点に魅力を感じました。
入職後は呼吸器内科・血液内科の病棟、脳神経内科・外科病棟などでの勤務を経て、念願の訪問看護ステーションへ異動。病棟では複数の患者さんを担当し、ナースコールに追われる日々でしたが、訪問看護では一対一で、時間をかけてじっくり向き合うことができます。療養者さんの“生活の場”に伺い、ご本人やご家族と近い距離で信頼関係を築いていける、それが訪問看護の大きな魅力です。
「いま困っていること」をまずはともに乗り越える
もちろん、訪問看護には病棟とは違った難しさがあります。新人の頃は一人でご自宅に伺うことへの不安もありましたが、困ったときは事務所に戻ってすぐに相談できる環境があり、先輩方から多角的な視点でアドバイスをもらえ、とても心強かったです。
また、医療的な処置を丁寧に説明しても、療養者さんの生活環境やご家族の介護力によっては、思うようにいかないこともあります。独居や終末期の方では、不安が強いことも多いので、「いま、何に一番困っているか」を聴き取り、まずはそこを一緒に乗り越えていくことを心がけています。
療養者さんが「何も言わない」からといって、問題がないとは限りません。まずは丁寧に「聴くこと」、そして「そのまま受け止めること」。安心していただくために、私が一番大切にしている姿勢です。
療養者さんの暮らしを線・面でとらえる
訪問看護では、療養者さんの人生や暮らしを“点”ではなく、“線”や“面”として捉えた支援が求められます。そのため例えばアルバムや飾り棚に並ぶ写真を一緒に見ながら、その方の歩んできた人生やご家族の話を伺うことで、背景を理解しながらケアにつなげます。
また、地域で支えるには多職種との連携が欠かせません。医療・介護・福祉分野のさまざまな職種と同じ方向を向いて支援していきます。大同病院には居宅介護支援事業所や在宅診療部もあり、法人内で密に連携できることは大きな強み。私自身もいま、ケアマネジャーの資格取得を目指して研修に取り組んでいます。医療だけでなく、介護の知識も身に付け、両面から患者さんを支えられる看護師になりたいと思っています。
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