INTERVIEW 09

いのちを守る機器に
想いを込めて

大同病院 ME室
臨床工学技士
K.M 2022年入社

機械いじり+ひとと関わることが好きな少年が、地域医療を志す

 子どもの頃から機械が好きで、竹を切ってタケコプターを作ったり、テレビのリモコンを分解してみたり。一方で病弱で、入院することも多く、病院で働く医療者の姿に憧れを抱いていました。「機械に触れることができ、人と関わりれる仕事がしたい」と思って出会ったのが、臨床工学技士という職業です。
 知多半島出身の私にとって、大同病院は理想の職場です。幅広い診療科を持つ急性期病院でありながら地域医療にも力を入れている点が魅力的でした。そして、高度な医療機器の中身までじっくり触れながら、患者さんやいろいろなメディカルスタッフの人たちとも関われるこの仕事に、とてもやりがいを感じています。

プリセプター制度で、確実にスキルアップ

 1年目は透析と心臓カテーテル検査におけるポリグラフの監視、治療中のIVUS(血管内超音波)操作などを担当。2年目からは当院の手術支援ロボット「ダヴィンチ」導入に伴い、その管理も担当させてもらっています。脳外科脊椎センターがあるので、脊椎手術中の神経モニタリングも携わります。高度急性期医療の最前線で、緊張感のある日々を過ごしています。
 当院には「プリセプター制度」があり、新人には先輩スタッフがマンツーマンで指導してくれるので、安心して業務に臨めます。わからないことがあれば何度でも確認し、丁寧に学びを積み重ねることで、着実に成長できる環境です。

循環器のエキスパートを目指し、機械を通じて安心を届ける

 今後、自分が深めていきたいのは循環器分野。心臓関係の医療機器は構造も操作も複雑ですが、その分やりがいがあります。3年目となって、ペースメーカー植込時の動作確認や植込み後の患者説明業務にも携わることができるようになりました。私たちが機械をどう動かすかで、医師が見えるものも手技の質も変わってきます。
 私はこの循環器分野のスキルをさらに磨きながら、他の分野も一通り対応できる技士を目指しています。臨床工学技士(ME)は「医療機器」のことを任せる存在だというイメージを持っている方は多いと思います。まずはその期待を裏切らない、信頼される技士となること。そして、機械の先にいる患者さんに対して安心と信頼を届けたいという想いで、これからも努力を重ねていきます。

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