INTERVIEW 04

セラピストとしての
“引き出し”を増やす

大同老人保健施設
作業療法士
S.M 2022年入社

「手」のエキスパートを目指して転職

 作業療法士として「手」のリハビリの道に進みたい――そう考え、私は大同病院に転職してきました。手にケガや障害を負った方が、失われた動作を少しずつ取り戻し、復職や日常生活の充実につながっていく。その過程に関われることに大きなやりがいを感じたからです。
 大同病院には、2018年に「手外科」を専門とする医師が着任し、前の職場で「手」のリハビリをけん引していた先輩作業療法士が先に移籍しており、私はその背中を追いかけてきました。お二人とも非常に高い専門性を持っており、求められるレベルは厳しいですが、親身になって適切なアドバイスをたくさんいただけるため、本当に恵まれた環境です。

セラピストが成長し、患者さんにより良いリハビリを届ける

 ハンドセラピーの分野はまだ文献も少なく自学自習が欠かせません。私も学会に所属し、業務時間外に論文を読むなど、日々研鑽を積んでいます。知識を吸収し、現場での実践を重ねながら症例を積み上げ、自身の引き出しを増やしているところです。学会のハンドセラピスト養成コースなども受けさせてもらっています。こうした専門性を高めるための、法人の支援が非常に手厚いと感じています。
 院内の雰囲気はたいへん風通しが良く、医師との距離も近いことに驚きました。職種間の垣根が低く、コミュニケーションが取りやすいことは、セラピストとしての技術の習得や患者さんに質の高いセラピーの提供に直結していると感じています。

さらなる成長のため、老人保健施設でも経験を積む

 このたび大同老人保健施設への異動が決まりました。当院のリハビリテーション科では、病院のほか、老人保健施設、地域密着型クリニックのリハビリ部門などをローテーションしながら、セラピストとしての総合力を高めるという教育方針があります。
 大同老人保健施設は、ご自宅に帰って再び自立した生活を営む(在宅復帰)を目標として質の高いリハビリを提供する介護施設です。約3カ月間、器具・道具を使う療法のほか、食事や排せつなど生活動作のすべてを「リハビリ」とみなして、機能の回復をめざします。作業療法士としての役割が大いに発揮できる分野。高齢の入所者さんの「手」の機能回復はもちろん、生活全般を支援できる作業療法士をめざし、頑張っていきたいと思います。

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