言語聴覚士｜職種紹介｜宏潤会総合採用サイト

一日の仕事

08:30～

出勤、朝礼

朝礼で連絡事項を確認し、言語聴覚士内で患者さんの割り振りを行います。

08:45～

午前リハビリ開始

患者さんの情報を確認してから、リハビリを開始します。また、介入前後に適宜病棟看護師と介入時のバイタルや様子、食事の摂取状況などの情報を共有しています。

12:15～

昼休憩

リハビリ科内で言語聴覚士のみ休憩時間が異なるため、食堂で集まってその日の出来事などを共有しています。

13:00～

午後リハビリ開始（食事介助）

患者さんの昼食の食事介助を1～3人行います。実際の食事場面で得られた情報を、病棟看護師や主治医と共有しつつ、食事形態や食事摂取姿勢等を決定していきます。

14:30～

カンファレンス

言語聴覚士は各スタッフが受け持つ科が多く、全てのカンファレンスへの参加は困難ですが、出席する場合は担当者への申し送り、欠席する場合は出席する他療法士（PT、OT）への申し送りを行っています。

16:00～

診療記録記入

リハビリを行った患者さんの診療内容を記録します。また、今後の方針などを皆で話し合います。

17:00

夕礼、勤務終了

業務終了後は明日の予定を確認します。その他に勉強会を開催することもあります。

朝礼
リハビリの様子
カンファレンスへの参加
診療記録記入
勉強会

リハビリテーション科スタッフが着用するケーシーは、えんじ色です。

こんな人を求めています

コミュニケーション能力が高く助け合いのできる方

リハビリテーションチームとして継続して患者さんを支えるために情報共有が重要です。患者さん・家族・他職種から情報を適切に収集し、誰かのために役立てることを喜びにすることができる人、自分の都合を優先せず周りのために動ける人を歓迎します。

協調性のある方

患者さんのQuality of Life (QOL) 維持向上の指南役として、医療機関や地域における専門職チームに積極的に参画し、相互の尊重のもとに言語聴覚士に求められる行動を適切にとることができる人、一般的な常識を有し元気よく挨拶ができる人を歓迎します。

根気強い方

言語聴覚士の仕事は、失語症の方や摂食嚥下機能障害の方を対象とします。言語療法による介入効果が速やかに現れないことも多いです。日々コツコツと訓練を継続し、徐々に改善を目指します。順調に障害が改善していくこともあれば、なかなか改善せずモチベーションが保てないこともあります。そのような状況においても患者さんを励まし、サポートし続けられる根気強さがある人を歓迎します。

向上心、生涯学習への意欲のある方

効果のある言語療法を提供するため必要な一定水準の専門技術取得が必要です。生涯にわたり自己研鑽を続ける意欲があり、新しい知識を得て、新たに得た知識を治療に組み込んでいく柔軟さがある人を歓迎します。

地域社会に貢献したい方

地域の医療、福祉、介護、および行政等と連携し、地域における人々の健康増進、公衆衛生に貢献する考え方を持っている人を歓迎します。

教育・研修

各種学会への参加・発表・論文執筆の支援

学会発表、研修会への参加等を積極的に奨励しています。発表者、専門や認定を目指す方は優先して参加できるようにしています。（参加費・交通費・宿泊費補助あり）
関連科医師と連携し論文作成に取り組まれている言語聴覚士もいます。

勉強会・病棟カンファレンス

脳神経内科、脳神経外科、小児科など関連科の医師とともに不定期に勉強会を開催し最新の知見を共有しています。また、病棟カンファレンスや摂食嚥下チームなどのチーム活動に参加しています。

資格取得のための支援

認定言語聴覚士、摂食嚥下リハビリテーション認定士など言語聴覚士に必要な業務を経験できるよう、体制を組んでいます。また、資格取得に必要な学会、研修会への参加を斡旋し、発表・論文執筆をサポートしています。

新人教育

安全にリハビリテーション治療を実施できるようになることを目的に段階を踏んで知識・技術を取得する体制を整えています。指定規則でもうたわれている「見学」「共同参加」「実施」の手順をもって先輩が愛情を持って指導を行い、できるだけ不安を与えないよう、自信を持って技術向上できるように進めています。具体的には取得すべき共通項目・専門項目、基本業務、接遇を学びます。主に大同病院で研修し、大同老人保健施設、訪問リハビリテーションなど各施設へ配属となります。

継続教育

各施設の教育方針に沿って専門性を高めるため、クリニカルラダー（I～III）を採用しています。クリニカルラダー終了後は、認定・専門療法士等の資格取得に繋がることを期待しています。

Q & A

Q: 患者さんひとりにかける時間はどのくらいですか？

A：脳血管疾患の場合は20分、摂食機能療法は30分での介入です。

Q: 残業は多いですか？

A：業務後に勉強会や多職種でのカンファレンス、書類作成を行う場合があります。しかし、1カ月を通して残業過多とならないよう、また特定のスタッフに残業が集中しないよう調整しますし、早く帰れるときには周りに気兼ねすることなく帰れます。メリハリを利かせて効率よく、気持ちよく働ける環境です。

Q: 子育て中でも、働けますか？

A：法人内に託児所があり、0～2歳までのお子さんをお預かりします。子育てをしながら働く医療スタッフは大変多く、安心して働いていただけます。

Q: お休みは取れますか？

A：月2回の指定休、夏休み年間6日、有給休暇年間20日（4月1日入職者の場合／うち5日は取得義務化）があり、計画的な休みを取ることは奨励されています。

Q: 学会に参加は可能ですか？

A：学術への取り組みは、可能な限り支援を行っています。

先輩職員の声

Aさん（入職4年目、理学療法士、三重県出身）

学生のときにケガでリハビリを受けたことをきっかけに理学療法士を目指す。
現在は病院で主に外科や消化器系の症例を担当。院外では理学療法士協会主催の勉強会などに参加し、研鑽を積む。

Bさん（入職4年目、作業療法士、名古屋市出身）

子供のころに家族がリハビリを受けていた。そのとき担当してくれた作業療法士をみて憧れを抱き、この道へ。
現在は大同病院で脳血管疾患や内科、外科、ICUや小児科などのさまざまな症例を担当。

Cさん（入職2年目、言語聴覚士）

リハビリとは無縁の職場で10年ほど働いてたが、娘の成長過程で「言語聴覚士」という存在を知り興味をもち、思い切って専門学校に入学、現在に至る。
主に嚥下障害、高次脳機能障害の患者さんのリハビリを担当し、現在は分野に関わらず基本知識を身につけるため、オンライン講座などを受講して日々勉強中。

ー　雰囲気が良い、それに尽きる　ー

Q1 大同病院を選んだきっかけはなんですか

A:自分自身が急性期の病院を希望していたことに加え、見学に来て雰囲気の良さを感じました。

B:学生の時に臨床実習でお世話になり、先輩方の雰囲気が良いと思ったからです。

C:急性期病院であること、地域に根差した医療を提供していること。あとは子供がいるので、自宅からの通勤時間も考慮しました。

Q2 実際に入職してみて職場の雰囲気はどうですか

A:雰囲気が良く、臨床で悩んだ際にも質問や相談をしやすく、上司や先輩にアドバイスなどをいただいています。

B:実習で来ていた時と変わらず、話しやすい先輩方ばかりで仕事のこともプライベートなことも相談に乗っていただいてます。

C:リハビリ部門全体では若い人が多い職場です。みなさんに優しく声を掛けていただけることが多く、疑問もどんどん解決して次のステップに進んでいくことができます。

ー　酸いも甘いも患者さんとともに　ー

Q3 どのようなときに仕事のやりがいを感じますか

A:担当患者さんが自身の目標に向かって一生懸命リハビリを取り組んでくださるときや、自宅に退院されたときです。

B:患者さんが元気になり、笑顔で帰られたときに、担当させていただいて良かったなと感じます。

C:担当患者さんの日々の変化に気付いたときに、やりがいを感じることができます。

Q4 仕事をしていて、どのようなときに難しいと感じますか

A:急性期病院のためさまざまな疾患の患者さんが入院されており、疾患に応じてそれぞれ質の高いリハビリを提供する必要があるため、いろいろな疾患の知識を要求されます。そこは大変なところです。

B:患者さんお一人おひとり状況が異なります。それぞれへの対応やプログラムの立案しなければなりませんので、難しいと感じることもありますが、同時にやりがいのある点でもあります。

C:患者さんに初めてお会いするときはいつも不安ですし緊張します。また予後予測をし、いま何をするのが患者さんにとって良いのかを判断するのはとても難しい。でも、お体の状態をきちんと評価し、カルテなどから得られる情報を総合的に考慮するとともに、患者さんがこのあとどのように暮らしていかれるのか、希望をお聞きしたりしながら、取り組んでいきます。